みなさん、雑誌に書いてある話って信じていますか?
雑誌販売も商売である以上、お金を稼がなければいけません。
しかし、ステマによって情報をねじ曲げて読者を騙すようなお金の稼ぎ方をしている雑誌もあります。
今回は人気雑誌の東京カレンダーがステマ雑誌であるということを知った経緯と雑誌業界の裏側のお話をしたいと思います。
東京カレンダーはステマ雑誌
僕は以前とある飲食店の店長をしていたのですが、事務作業をしているとしょっちゅういろんなところから電話がかかってきてその中の一社が東京カレンダーだったんです。
彼らはどんなやり方で営業をしてきたのかというと
まず、「東京カレンダーという雑誌です」と自己紹介をしてきます。
僕も聞いたことある雑誌だったので「取材の依頼かな?」と思い少し興味があるそぶりを示し話を聞きました。
そうすると電話口から「掲載料はかかるのですが雑誌の取材を受けませんか?」という提案が来るのです。
掲載料を払って雑誌に記事を書いてもらうということは要は広告、ステマ記事なんです。
本来雑誌の記事というものはライターが足を運んでよかったお店をありのままに評価したものを掲載するものと思っていたのですがこのようなやり方をしている雑誌があることを知り衝撃を受けました。
某ラーメンランキング雑誌とかもステマ
ラーメン屋とかに置いてるラーメンランキング的な感じの雑誌もありますがあれも広告料の高い順に掲載してステマをしてるのじゃないかと疑わしく思っています。
そういうラーメン屋に限ってお店の雰囲気や盛り付けなどの見た目はいいんですが味はそれほどというところが多いです。
ファッション雑誌とかもおそらくスポンサーが推したい商品を載せているんだろうなとなんとなく思っています。
信頼できる雑誌はあるのか?
雑誌が全部ステマなのかと思った時期もありましたがそんな不安を払拭する出来事が。
同じように講談社の「おとなの週末」という雑誌から取材依頼の電話があったのですが、こちらは「掲載料はいりません」とのこと。
ライターさんに話を伺ったら表紙も別にスポンサーではなく本当に良かったお店を表紙に選んでいるそうです。
ただ残念ながら、おとなの週末のように本当にいいお店を紹介している雑誌と東京カレンダーのように金儲けのためのステマ記事を書いた雑誌を見分ける方法はないです。
雑誌社に知り合いがいる方は自分の好きな雑誌がどちらの雑誌なのか聞いてみるといいかもしれませんね。