テレビなどでよく見るゲテモノ料理ですが、ベトナムにもそういった料理は多く存在します。
中国の「机以外の足があるものはなんでも食べる」という食文化のイメージがありますがベトナムの現地人がまさにそうだと言うぐらい犬、猫、昆虫などなど何でも食べます。
日本ではちょっと考えられないけどハノイ市内で普通に食べることのできるゲテモノ食材を紹介したいと思います。
犬
中国でもよく食べられているという犬。
食べる小数部族がいるだけでめったに食べないのでしょ?と思っていた時期がありましたが、大都市ハノイでもフツーに丸焼きにされて売られていました。
ベトナムでは同じような料理のお店が並ぶことが多いのですがこの犬も同じで犬の丸焼き通りが何箇所か存在します。
一見子豚の丸焼きにも見えるのですがよくよく顔を見ると鋭い歯が生えていて犬だとわかります。
その通りではいたるところで串刺しにされた犬を炭火でじっくり焼いている光景を見ることができます。
食用で育てられた犬だそうで臭みもそこまでなく犬だということを考えなければおいしいです。
犬にくは高タンパク高カロリー食材なので食べすぎには注意。
バロット
アジアのゲテモノ料理定番の鳥のヒナ入り卵です。
ゆで卵で食すことが多く、味のほうはゆで卵に軟骨唐揚げと鳥レバーが入った感じで見た目のイメージさえなければ普通においしい食べ物です。
フィリピンのように生で食べることはないです。
カエル
日本では見かけませんがフランス料理でも使われる高級食材です。
味も川魚みたいに泥臭くなくササミみたいな淡白な味でおいしいです。
僕はカエルの鍋を食べたのですが、イボガエルみたいな黒っぽい皮も入っていて味はそんな悪くないのですが見た目がグロくて一口でギブアップでした。
カエルは寄生虫がいる場合があるので食べる際は必ずしっかり火を入れて食べてください。
タニシ
町を歩いていたら「OC」とでかでかと書かれた看板をよく目にします。
このOCとはタニシのことです。
日本のタニシのようなサイズから見たこともないジャンボサイズもあります。
これはまだ食べたことがないのですがベトナム人でも好きな人と嫌いな人がはっきり分かれている食材だそうです。
ただ、貝の一種なので栄養価は抜群です。
5個食べれば一日分のカルシウムや鉄、銅などのミネラルをまかなえてしまう意外に有用性の高い食材です。
ただしカエル同様寄生虫には注意してください。
猫
あんな愛くるしい生き物を食べるのかと耳を疑いましたが猫も食べてしまうそうです。
ただ、ベトナムでは猫を食べることを禁止しているらしく、飲食店の裏メニューだったり、個人的に買って食べるそうです。
日本人の友人がブラブラ歩いていると知り合いのベトナム人が路上で鍋をしていて御呼ばれしたのですがそのとき入っていたのが猫だったそうです。
リアル猫鍋です。まんま、猫の肉球の面影がある前足を食べた友人の感想は「ゼラチン質で以外にうまい」だそうです。
越えてはいけない一線を越えてしまった友人はしばらく猫の話をすると暗い顔をしていました。
まとめ
このようにハノイ市内でも日本じゃ絶対食べれないようなとんでも食材にめぐり合うことができます。
地方に行けばサソリとかタランチュラ、ネズミなども食べれますのでぜひチャレンジしてください。