オンラインサロン

飲食店はライン@やめて今すぐオンラインサロンをすべき理由

個人経営系の飲食店に行くとテーブルの上に「ライン@登録してください」とか「フェイスブックいいねしてください」という案内が置いてあるのを目にします。

僕から言わせたらこんなものはすぐにやめてオンラインサロンをすべきだと思います。

今回は飲食店がオンラインサロンをどう活用すべきなのかということをお話ししていきたいと思います。

クーポンやサービスをばらまいても疲弊するだけ

「フェイスブック&ライン@に登録するとドリンク1杯無料!」などといった告知を見ることがよくありますが、そんなことしてもお店の売り上げを下げてしまい疲弊するだけです。

そういったお客さんにいくら発信しても反応があるのは割引クーポンだけなんてことはざらにあります。

そんな安いから来るだけのお客さんしかこないお店になってしまったら大手チェーンはともかく個人経営レベルのお店ですと経営が成り立ちません。

小規模な飲食店はお店の食に対するこだわりを理解してる食通が通うお店にしていかなければなりません。

そんなお店づくりをするのにオンラインサロンがうってつけなのです。

オンラインサロンのことがよくわかっていない方はまずはこちらの記事をお読みください。

食のこだわりがあるお店ならオンラインサロンが強い

僕も飲食店の店長をやっていたことがあるので少し分かるのですが、食材の味や調理法までしっかりと理解した上で味わえるお客様ってほんの一握りです。

どれだけこだわって作った料理も何も言わずに出したらパクパク食べられて「あ〜おいし〜」で終わってしまいます。

では、明確な味の判断ができない多くの人たちはどうやってお店の良し悪しを判断しているのかというと、「メディアの情報」「口コミ」「メニューやスタッフの演出」です。

メディアの情報というのはテレビや雑誌などで取り上げられるとお客さんが押し寄せますよね?

口コミというのは食べログなどのグルメレビューサイトの点数などの客観的な評価で、それを参考にして来店する人も多いと思います。

この二つの要素は、運よく取材されたりレビューを書いてもらわなければいけないのでお店側が直接手を加えづらい要素であります。

しかし、「メニューやスタッフの演出」に関しましては店の努力次第でいくらでもよく見せることができます。

例えばメニュー名なら「オムライス」と「黄金卵のとろ〜りオムライス」なら後者の方が美味しそうですよね?

そして、スタッフの演出に関しては料理の提供時にスタッフさんが料理の説明をしてくれるところがあります。

焼肉屋さんで「このお肉は牛1頭から100グラムしか取れない希少部位です」なんて説明されたらありがたく食べてしまいますよね?

ですが、そんなお料理の説明も楽しいデートの会話中に割って入られるとちょっと今は聞きたくないと思ってしまうこともあるかと思います。

せっかくお店のこだわりポイントを説明したいのにお客さんが聞く体制でなければそれは余計なサービスなんです。

そんなお店のこだわりポイントを、オンラインサロンで説明するのです。

飲食店のオンラインサロン運営法

飲食店のオンラインサロンの運営方法について順を追ってお話ししていきます。

基本的なオンラインサロンの運営方法はこちらの記事で説明してるのでまずはこちらをご覧になった上で飲食店に特化した運営についてお話していきます。

月会費無料でも月100万の収益が出るオンラインサロンの作り方

集客

まずはサロンへの集客ですが、すでにライン@やフェイスブックが稼働しているのならそこから告知を出して集めるのが良いかと思います。

登録したら割引券あげるというのではなく、「食材の豆知識を発信します」みたいなプロの知識が学べるなどをメリットにして集客することによりのちの食通候補を集めることができます。

コンテンツ投稿の例:食材の豆知識

ただトークするだけでもいいのですが、食のプロならではの話をすることでサロンオーナーのこだわりをメンバーに伝えることができます。

焼肉屋さんですと「A5ランクのお肉ってどんなものかわかりますか?」みたいな知ってそうで実は知らない話などをするとみんな関心を持ってくれます。

実際美食サロンでの肉の詳しい人の話ですが

お肉のランクは歩留まりと肉質の二つの基準で決まるんです。

歩留まりというのは食べれる部分の多さの基準ですので牛を飼う人が重要視する基準です。
肉質に関しては、サシの入り方や肉の色、筋繊維の細やかさなどの基準です。

歩留まりと肉質それぞれに15段階の評価(確か)があってどちらもA5の基準を満たすとA5ランクのお肉を名乗れます。

どっちかでもA4だったらA4のお肉になります。

歩留まりA3だけど肉質がA5ならA3になるんですが、肉質だけでみればA5なので、歩留まりと肉質がA4でA4の評価受けた肉よりもA3の肉質が勝ることもあります。

なので、A5の評価に味の評価がないんですよ。
味ってエサとかで決まるんですが上手に肥育してる生産者さんですとA5だとサシの甘みが強すぎるからあえてA4のお肉を出してるお店もあります。

今は赤身肉のブームですがそもそもサシの少ない部位でA5ですって言われても、もちろん筋繊維のきめ細やかさは影響しますがそこまでA5が大事じゃないんですよね。

それをA5!A5!って言いまくってるお肉屋さんはあんまり信用できないんです。

こちらは、A5ランク=おいしいお肉と思ってる方が多いですが肉のプロから言わせたら間違いだという話です。

こういう話を聞くとサロンメンバーはサロンオーナーをお肉のプロなんだと認めてくれるようになり、オフ会などのサロン外のコンテンツの話にも興味を持つようになります。

サロン外のコンテンツ

サロンでトークが活発的になればサロンメンバー同士での交流の需要も生まれたりするのでいろいろなイベントを提案してみましょう。

また、お店に来る以外にも収益の柱が作れるなら積極的に狙いましょう。

料理教室

技術やノウハウを出すのを嫌がるお店もありますが、地域に根付くのであればこういった「食事」以外の地域住民へのアプローチというのは非常に効果的です。

特に効率とコスパを追求することが多いまかない飯のレシピは主婦たちに非常に喜ばれます。

料理だけでなく道具や旬の食座などの話も需要があるのではないでしょうか?

食材仕入代行

原価を知られるのであまりやらないかもしれませんが、焼肉屋さんがバーベキュー用のお肉を用意する話はよくあります。

チェーン店でもドレッシングとか醤油とかを販売しているように、プロが使うオススメ調味料なんかも需要があるでしょう。

オフ会

サロンが盛り上がるようになってきたら、サロンメンバーでオフ会を開催しましょう。

サロンメンバーたちはあなたのお店のファンなので、多少高くてもいいものであれば惜しみなくお金を使ってくれますのでオフ会限定の食材などをふんだんに使いメンバーたちに満足してもらいましょう。

そのオフ会の様子はメンバーたちに積極的にSNSにアップしてもらい、(焼肉屋さんなら)肉好きの集まるお店と認識してもらうようにしましょう。

そうすると、後は勝手に食通たちが集まりあなたのお店を評価してくれるようになります。

お客さんを食通に育成して食通が通うお店に

飲食店のオンラインサロンの魅力というのはメンバーを教育できるということです。

焼肉屋さんのオンラインサロンで、肉のこだわりを聞き続けたメンバーは「ただの肉好き」から「肉のこだわりがわかる食通」へと進化を遂げます。

そんな食通となったメンバーはお店にどういった利益をもたらすのかというと、自分の肉の知識を披露したくてあなたのお店にお友達を連れてきてくれます。

しかも、お店のこだわりをそのお友達に説明までしてくれてお店の料理を最大限に楽しませてくれるのです。

そうするとお友達もあなたのお店のこだわりに興味を持ちオンラインサロンに入ってくれるかもしれませんしそこからさらに食通へと育ってくれるかもしれません。

まとめ

近年ステマ記事などが多く消費者たちは、ネットやメディアの情報が本当なのかどうか信じれなくなりつつあります。

オンラインサロンはそんなステマではなく本物の有益な情報が飛び交う場となりうるのです。

本当にお店の味に自信があるのなら、それを理解できるお客さんをオンラインサロンで育てるようにしましょう。