ビジネス

自動化や外注をしてビジネスを効率化するリスク考えたことありますか?

副業・フリーランスの活性化やIT技術の発達によりビジネスに自動化や外注の選択肢が増えてきました。

しかしなんでも自動化や外注をすれば良いというわけではありません。

安易に自動化や外注をすると、大きな損失につながることだってあります。

今回は私がビジネスをしている上で感じた自動化や外注についての注意点などのお話をしていきたいと思います。

自動化や外注のメリット

まず初めに言いますが、私はビジネスで自動化や外注することを否定しているわけではありません。

自動化や外注するメリットは多いので解説していくと・・・

時間ができる

自動化や外注をすることで仕事を効率化でき、空いた時間を他のビジネスに当てることもできるようになります。

仕事のクオリティが上がる

外注を依頼する相手はその業務を専門でやっている場合が多いです。

例えばTwitterのアイコンとかは外注する方も多いかと思いますが、イラストの専門家が描いてくれたアイコンはやはりクオリティが高いです。

SEO対策やウェブのデザインなんかもその道のプロたちなので自分でやるよりも良い結果を出してくれる可能性が高いです。

人脈ができる

Twitterのアイコンを多く手掛けているフリーのイラストレーターさんとかはTwitter界隈に多くの顧客を持っているため多くの人脈を持っています。

仕事の依頼を通してあなたのビジネスも知ってもらうことで、お客さんの候補を紹介してもらえるかもしれません。

自動化や外注をする際の注意点

自動化や外注をするとメリットがあるということは理解していただけたかと思います。

しかし、安易に自動化や外注をすると失敗をしてしまいます。

では、自動化や外注をする際にはどんなリスクがありそれを回避するためにはどういうことに注意すれば良いのでしょうか?

業務の全てを一度は自分でやる

自動化や外注をする前に必ず自分でその業務を一通りやってみましょう。

もちろんイラストとか、自分じゃ絶対にできないものは仕方ありませんがサイトの制作とか外注しようとしてる方はネットで調べたらドメインの取り方からサーバーの契約やワードプレスの設定まで全て分かりやすい解説があります。

なので、サイトは外注しようと思っているにしてもまずは自分で一からサイトを作ってみて、どのくらいの労力がかかるのか?、自分がどんなサイトを作りたいのか?などを理解した上で相場をどうりにやってくれてかつ結果を出してくれそうな外注先を探せばいいのです。

これをいきなり外注してしまうと、世の中には知識がない起業したての初心者を狙った悪質なホームページ制作会社に相場で10万ぐらいのテンプレートで作ったサイトを100万ぐらいで売付けられた上に、実質何も効果がないのに解約不能な3年契約の長期サポート500万円などを契約させられてしまいます。

絶対に自動化してはいけないこともある

自動化をうまく運用することができれば確かにラクです。

しかし、自動化に頼りすぎると顧客からの信頼を失い損失につながることもあるということを理解してください。

分かりやすい話で説明するとライン@で集客している方が多くいますが、この集客方法は客層によっては多くのお客さんを逃している場合があります。

ライン@の仕様上個別のメッセージは相手から先にメッセージをもらわなければ送ることができません。

あなたが集客した顧客が積極的に連絡してくださる方ならいいのですが、半信半疑でとりあえず話を聞きたいと思っている顧客の場合はライン@で相手から先にメッセージを送るというアクションは非常にハードルが高くなります。

私は、個人向けのコンサルなどをしているのですが顧客はなんとなく話を聞きたい女性をターゲットにしています。

なのでライン@は使わずにライングループに入ってもらうことで、こちらから先にメッセージをできる環境にしています。

先に丁寧に自己紹介してPDFなどの情報もプレゼントすることで怪しくないとアピールして相手に心を開いてもらうのです。

ライン@は顧客へのファーストコンタクトやメッセージ配信を半自動化することができて便利です。

しかし、あなたに依頼しようかどうかまだ迷っている顧客に対して自動返信の対応をしたら顧客の心は離れてしまいます。

手動で対応するのはもちろん大変ですがそこをあえて個別に手動で対応することで顧客の信頼を得ることができ結果的に利益につながるのです。

コスト意識を持つ

自動化でも外注でも多くの場合はコストが発生します。

その発生するコストに見合った成果が望めるのかどうかを考えるようにしましょう。

たとえば、50万円払ってSEO対策をしてもらおうと考えていたとします。

そのSEOによってどのぐらい集客効率が上がるか考えて、その増えたお客さんによって50万円以上の収益が見込めるなら依頼する価値はあります。

また、売り上げという金銭的価値も大事なのですが時間を買うという考え方も重要です。

情報商材は高額な詐欺だとおっしゃる方もいらっしゃいますが、ちゃんとした情報商材なら高額でも価値はあります。

例えばyoutubeの動画で集客を考えていたとして全く知識のない状態から始めたらおそらく半年以上の時間を試行錯誤などに費やしてしまうと思いますし結果も出ないかもしれません。

しかし、youtube動画集客の情報商材を買うことによってその商材の作者が何年も試行錯誤して得た知識と経験と努力の方向性の最短ルートを手に入れることができるのでたとえその情報商材が10万だとしても、10万で半年試行錯誤する時間をなくすことができると考えれば安いですよね?

まとめ:自動化や外注は投資として考える

自動化や外注をラクするためだけに利用するとおそらく失敗します。

ではどうすればいいのかというと投資として考えるのです。

自動化ツールや外注先を投資先として価値があるのかどうかしっかりと見極めて、自分の利益になると見込めるなら投資すればいいのです。