僕は大学生時代、2人部屋の学生寮に住んでいました。
美味しいご飯が毎日食べれて、バイトでクタクタになって帰ってきても友達がおかえりと言ってくれて、学部やサークルも異なる先輩とも仲良くなれて、一生の友達ができる素晴らしいところでした。
ただ、共同生活なので当然トラブルもあったりします。
今回はそんな寮生活のいいところと悪いところを体験に基づいてお話ししていきたいと思います。
学生寮生活のオススメポイント
学生寮の生活は不安も多いかと思いますがそれ以上に楽しいことがいっぱいでした。
楽しいのはもちろんなのですが、人間形成の場としても僕はすごく良かったと思っているので学生路湯生活のおすすめポイントについて解説していきたいと思います。
友達がいっぱいできる
共同生活の醍醐味と言えばやはり友達がたくさんできるということです。
寝食はもちろん風呂まで一緒に行く仲になるの(断じて言いますがホモではない)で大学卒業後もずっと仲のいい友達がたくさんできます。
逆にそういう近すぎる生活が絶対無理なら寮生活やシェアハウス生活は向いてません。
僕の寮生活の友達との思い出といえば、当時流行ってたモンスターハンターを一緒にやったことですね。
今はオンライン機能が充実してるので気になりませんが、昔は日常生活してるとなかなか4人集まってモンハンするなんてできませんでした
でも、寮なら毎晩4人集まってモンハンできましたし、なんなら上のフロアの知らない先輩とマッチングして狩りしてました。
モンハンの話ばっかりしてますが、麻雀の相手だってすぐ見つかります。
夜ご飯食べてから徹夜でモンハン(たまに麻雀)して朝を迎えて朝飯食べてパチンコ屋さんに行く。
そんな楽しい大学生ライフを寮生活ならできるのです。
・・・こんな生活は真似はしちゃダメですよ。
先輩と仲良くなれる
寮で生活していると、先輩との距離も近くなりますので仲良くなります。
先輩と仲良くなるといろんな有益なことを教えてもらえるのですが、中でも僕がありがたかったのはテスト対策と留学体験の話を聞けたことです。
大学のテストは教授によって様々なクセがあることが多く、過去問の存在は非常に重要です。
中には過去問をほぼそのまま出す教授もいたりするので過去問を手に入れることができるものがテストを制すると言われているぐらいです。
寮にいると同じ学部の先輩からの助言はもちろんなんですが、もっとすごいのが過去問のコピーをファイリングしたフォルダが存在しその中から自分が受けるテストの過去問をコピーして勉強するなんてこともありました。
・・・でもちゃんと勉強しないとダメですよ?
あと、僕が個人的に人生変わる助言も寮の先輩から受けたものでして、勉強なんてお世辞にもやってると言えない先輩がバックパッカーから帰ってきていろいろ話を聞いたら英語話せなくても留学してもいいのだと思いそれまで何も英語勉強してなかったのに留学する決心がついて3ヶ月間ニューヨークに留学することができました。
共同生活してるからこそ、そういった深い話もできるのが寮生活のいいところです。
交流イベントや飲み会が超楽しい
僕が住んでた寮は200名近い寮生が住んでいたのですが、その寮生たちがほぼ全員集合して行われるスポーツ大会があるんです。
優勝賞品が超豪華で1本2万円する日本酒などでそれを求めていい年した大学生がガチンコでスポーツやるのはほんと楽しかったです。
そんな交流イベントの後は決まって全員集合の飲み会があって男だけで大騒ぎしていました。
どんだけベロベロになっても歩いて1分で自分の部屋があるので安心ですね。
ご飯に困らず生活も楽になった
寮生活で特にありがたかったのは平日の朝昼晩ご飯が出てくるというところですね。
一人暮らしですと、食事をバランスよく撮るのも難しいですしかと言って外食ばかりすると食費が大変なことになりますが寮食だとそう言ったことも一切気になりません。
しかもその食事もめちゃウマでしたので、大学のお昼休みにお昼ご飯食べるために寮に戻って来る寮生がほとんどで、僕も大学の学食は10回も利用したことがなかったと思います。
そして寮費は食費と家賃込みで総額2万円ほどだったのでめちゃめちゃ生活が楽でした。
学生寮生活のトラブル事例
いろんな人間が寮にはいますので、トラブルももちろんあります。
トラブルが元で人間関係を壊して仕舞えば一緒に暮らすのすらしんどくなります。
そうならないためにも起こりうるトラブルは把握して事前に対策することでトラブルが起こらない環境作りをしましょう。
食べ物がなくなる
これはもはや怒ってたらきりがないぐらいよくあることでした。
僕が住んでた寮は食事はあったので、飲み物やアイスなどのおやつ系がよく被害に遭っていました。
しかもこういうのは大抵上級生がわかっててやるので後輩とかは何も言えず泣き寝入りするしかないパターンがほとんどです。
対処法は名前をちゃんと書くことですが、下級生だと逆に「こいつなら食べていいだろ」と舐められる危険性もありますので、基本は買ってきたらすぐ食べることを心がけましょう。
また、冷蔵庫のトラブルネタでよくあるのは賞味期限切れのものをいつまでも入れるという人です。
これも、誰のかわからなくて捨てたくても捨てれないし非常に困ります。
共用部の使い方が汚い
共同生活をする上で共用部の使い方が汚いと寮の他の住人からはトラブルになります。
特に多いのはキッチンなどの水周りですね。
鍋パをして盛り上がってもいいですがその後片付けをせずに流しに放置して異臭を漂わせたり、冷蔵庫の中で飲み物こぼしてそのままにして中をベタベタにしたりなどです。
とにかく出た洗い物はすぐに洗うことを心がけましょう。
他のところですと僕が住んでた学生寮はタバコ吸う人が多かったのでタバコの後始末ですね。
灰皿をそのままにしたり、ペットボトルに捨てたり、灰皿ひっくり返してそのままにしたりなど非喫煙者からしたらふざけるなといった感じでした。
共用部はみんなのものなので使ったら元どおりに綺麗にすることをみんなで心がければトラブルも少なくなります。
盗難被害
もはやこれは犯罪ですが、年に数回起凝っていました。
漫画が盗まれておそらく古本屋で売られたり、現金そのままパクられたり、部屋に置いてたお菓子を盗まれたりなどなど同居人たちを信じれられなくなるトラブルばかりです。
しかしこういうのはなんとなくですがバレるものでして、寮生共通の認識としてあの人がやってるんだろうということになっていて結局その人も1年経たないうちに出ていってしまいました。
その気が無くても目の当たりにしたら魔がさすなんてこともあります。
人を疑うのはよくないので自己防衛としてできることは、とにかく金目のものは管理を徹底するということです。
騒音問題
僕が住んでいた寮は2人部屋タイプだったのですが、同室者との音のトラブルは結構ありました。
その同室者がちょっと変わってたのもあるのですが、朝6時にスピーカーで英語のラジオを聴き始めたりするなんてことがしょっちゅうありました。
また、毎晩どこかで飲み会してるのでよって大声出したりするなんてしょっちゅうですし、爆音で音楽聞くような奴もいました。
あと、地味にうるさかったのが麻雀です。
麻雀牌をジャラジャラかき混ぜる音が非常に耳障りでした。
音は自分は気になりませんが人が出してるとイラっとするものなので相手の気持ちになって配慮するようにしましょう。
臭いトラブル
音と並んで気になるのが臭いです。
香水臭いとかならまだいいのですが体臭きつい人と同じ部屋になったりしたらほんと最悪です。
あとは、選択するけど干さなくて生乾き臭がすごい人とかもいましたね。
臭いってなかなか指摘しづらいので我慢するしかないですがずっと一緒にいる寮の住人ならいうべきことはちゃんといってあげるのもその人のためになると思います。
人間関係
僕が住んでいた寮は男だけの寮だったので、女性特有の陰湿ないじめやカースト制度みたいなのはなかったですが、異常にルールにうるさい理不尽な先輩とその先輩に従う子分たちが非常にうざかったのを今でも覚えています。
人間関係に関しては、ぶつかってもいいことはないので干渉しないのが一番です。
まとめ
寮生活はこのように普通のアパート生活ではできないような体験をたくさんできます。
いいことはもちろんですがトラブルなんかも後から考えたらいい経験だと思えることも多いです。
少し迷っているぐらいの人ならおそらくメリットの方が多いと思うので若い時にしかできない貴重な体験をしてみてください。