オンラインサロンを始めてみたいという方はどのテーマのオンラインサロンをやるのか決めないといけないのです。
オンラインサロンのテーマは骨組みみたいなものなのでここをしっかりと最初に決めておかないといざサロンをスタートさせてもうまく回りません。
今回はオンラインサロンのテーマを決める上で考えなければいけないことや注意すべき点などをお話ししていきたいと思います。
オンラインサロンのテーマを決める
まずはどういった分野のオンラインサロンを運営したいのかを決めましょう。
初めてオンラインサロンを作る方はマネタイズのことは特に考えず自分の専門知識を行かせたり興味がある分野をテーマにしたサロンにすることをオススメいたします。
強いていうなら、同じテーマに興味がいる友人がいたりそのことについて発信してるSNSがあるならそれをテーマにすると、最初の大変な作業であるサロンの核を作る作業やその後の集客の作業が楽になります。
よくわからないという方は自分の人生を一度振り返ってみると良いです。
学生時代に打ち込んだスポーツでもいいし、好きな漫画や音楽や映画でもいいし、自分の住んでるところや生まれ故郷の地域コミュニティのようなサロンでもいいです。
オンラインサロン内で自分の役割は何か?
テーマが決まればサロンの設計をしていくのですが、まずはサロンオーナーであるあなた自身の役割を決めなければいけません。
オーナーの役割を分類すると以下の4つがあります。
先生
サロンオーナーが先生になるポジションですが、正直このポジションはあまりオススメいたしません。
あなたがその分野の第一人者という自信があるのならいいのですが世間は広いので、あなたよりもそのテーマに詳しい人は多くいます。
オンラインサロンをやる魅力の一つとしてその分野の知り合いが増えるというものがあります。
オンラインサロンを通じて自分よりもその分野に詳しい人間が入りその人との交流を通じてあなた自身も成長することを目指すなら最初だけ先生役のようなポジションはとりつつ、先生役になれるその分野の詳しい人が入ってきたらその人に先生役を託すことをオススメします。
仲間
オンラインサロン運営が初めての方はこのポジションでサロンオーナーをするとうまくいきます。
サロンのテーマの分野の仲間のポジションを取ることで、初心者はもちろんその分野の専門家も入りやすい環境が生まれます。
オーナーの役割としては、会話が盛り上がるようなトークテーマをサロンに投下しつつ、先生役ができる専門家を見極めてその人との会話のやり取りをサロンで見せることサロン内のトークを活性化させることができるかと思います。
初心者
その分野の完全な初心者でサロンオーナーをやるスタイルです。
SNSなどであなた自身のファンが多く声をかければすぐに人が集まる場合でない限りオススメはできません。
あなたのことを知っているから応援してあげたいと思わせれるぐらいの発信力がなければ、サロンに入ってまで応援しようとは思いませんよね?
マネタイズの面から見ても専門知識がない人間が月会費をとったり、上位の情報商材を売ったりするのもおかしな話ですので難易度が高いです。
管理人
専門分野じゃないし特に興味もない分野のサロンを運営する際は管理人に徹する形になります。
これはある程度オンラインサロンの運営がわかっていてかつ、集客方法を持っていなければ運営が成り立たないので上級者向けです。
興味がない分野でもトークを活性化させるために勉強してある程度そのテーマについて語れるようにならないといけませんし、ウェブ集客などのスキルも必要になります。
実際のパターンですと私は男性ですが、女性限定の美容整形のオンラインサロンを運営したりしています。
オンラインサロンの目標や参加するメリットを決める
サロンオーナーのポジションが決まったら、サロン募集の際に興味がある人にこのサロンはどういったサロンでどういうメリットがあるのか?ということを一言で説明できるサロンの目標や参加するメリットを示さなければなりません。
メリットを示す上で参考にして欲しいのですが、オンラインサロンというのは新しいコミュニティの形であり、ユーザーからすると初めて触れるよくわからないものであったりします。
メリットを示す場合も既存のサービスと比較することでお得感を出すようにすれば、ユーザーも入会することのメリットのイメージがしやすくなります。
例えば食事管理のダイエットオンラインサロンなら「ジムに8000円ぐらいの月会費だけ払って通わないなら5000円で食事管理任せてもらったらすぐに痩せますよ」みたいな感じです。
以下にはよくある目標や参加するメリットなどを書き示すので参考にしてください。
仲間ができる
オンラインサロンに入りたいと思っている人たちの多くは同じことに興味がある人との交流がしたいという方が多いので仲間ができるというのはみんながメリットに思うことです。
ただ仲間ができると書くのではなくどういったメンバーがいるのかということをしっかりと書きましょう。
例えばサロンオーナーがその分野の専門家ならその経歴をしっかりと書いたり、サロンメンバーの中にすごい人がいるならそういう人がいるということはしっかりと書いておきましょう。
しかし、サロンを探している人からしたら仲間ができるのは当たり前であってそれ以外のメリットもしっかりと書いておかないと参加する動機としては弱くなるので注意です。
限定コンテンツ
そのサロンに入れば手に入れることができる限定コンテンツがある場合はしっかりとアピールしましょう。
ファンクラブ型のオンラインサロンだと特にそういった限定コンテンツの需要が高くそれ目当てでサロンに入る人も多いです。
しかし、毎月提供できるようなコンテンツでないとそのコンテンツだけもらって即退会ということもあるので注意しましょう。
資格が取れる
お勉強系のサロンだと特定の資格が取れることをアピールすれば該当する人物には非常に興味を持ってもらえます。
例えば「TOEIC700点を目指すオンラインサロンです。」みたいな感じですね。
1点注意しないといけないのは、目標が明確すぎるとそこにマッチしない層には興味を持ってもらえなくなります。
例に挙げたサロンですとTOEIC900点を目指してる人にとっては参考にならないサロンになってしまいます。
そうすると、先生役になれるサロンメンバーが不足するのでオーナーの負担が増えることになります。
そうならないためにも、他のメリットと組み合わせてその中の目標の一つとして資格を取るなどの目標を設定すると良いかと思います。
類似サロンにないもの
オンラインサロンブームにより数多くのサロンが生まれております。
自分が作ろうとするテーマのサロンもすでに他の人がやっているかもしれません。
そんな時は他のサロンのキャッチコピーなどを見てそのサロンにはないメリットを提示すると差別化を測れるかと思います。
匿名性が高い
少し特殊なサロンになりますが、私はパパ活女子のための情報交換サロンを運営しています。
このサロンに入る女子の心理としては、「パパ活は友達には相談しづらいけど情報を共有したい」というものがあり、その需要を満たす私のサロンに需要があるのです。
趣味系のニッチなサロンなどはオンラインサロンであえて匿名性を出すことでそれが強みになる場合もあります。
サロンのテーマはある程度柔軟に変えても良い
最初にテーマをしっかりと決めるように言いましたがそれは、テーマが曖昧のままサロンを動かしてもせっかく参加してくれたユーザーもどう立ち回ればいいかわからないからなので、運営をしていく中で方向性を変えることは問題ないです。
もちろん、オーナーが独裁的に変えるのではなく主要メンバーで話し合った上で全メンバーに意見を求め流民主的な決め方をしましょう。
そういったサロンの要望などの空気を読みながら適切に運営するのがサロンオーナーの務めです。